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『3人寄れば文殊の知恵』的な連携が簡単(2005/02/17)

この連載では、マイクロソフトの発想支援ソフト「Visio(ビジオ)」を使って、独創的な企画書を作る過程を紹介している。企画マン歴30年の“くぼたつ流”企画書は、基本フォーマット完成後にWeb形式で保存するのが特徴だ。それには、以下の理由がある。

・ いつでもどこでも、パスワードを付けることで指定した相手にのみ企画書を閲覧させられる
・ 企画審査する側が再生ソフトに影響されずに企画内容を閲覧できる
・ ハイパーリンク機能を使って、関連事項や詳細な資料を表示できる
・ 企画のデータとなるテキストや映像など、あらゆる媒体がWebなら再生可能

企画を審査する側のことを考えると、Web形式の企画書は最も扱いやすいデータなのだ。そしてVisioは、Web形式での保存が簡単にできる。
Web形式の「企画書ホームページ」は、いつでも機敏に変更できる。変更点があれば、Visioの元データを開いて変更し、それを再びWeb形式で保存、そのままホームページにアップすればよいのだ。

昔の企画は紙パネルにて描いていたため、一度作ったものが「最終企画案」だったが、最近は企画を目まぐるしく改良していくのが常識になっている。状況の変化にいち早く対応した企画が企業の勝敗を左右する要因になったからだ。Visioはそんな流れに対応できる発想支援ソフトだ。

また現在は、企画マンが個人で企画を作るのではなく、組織力を生かして企画を練り上げていく時代でもある。それにはインターネットが不可欠だ。Visioなら、企画提案→Webアップ→ネットワークコラボレーション→企画の成功、という「三人よれば文殊の知恵」的な連携が簡単にできる。

たとえば、パスワード付きホームページにアップされた企画書を、役員などが審査し、その場で審査結果のアンケートに答えてゆく。その総合得点をホームページ上に表示すれば、企画の合否が決定する。

さらにVisioをグループウエアやデータベースと絡めることで、発想のアウトソーシング支援にも活用できる。企画の部署にVisioを“実戦配備”すれば、最適な効果が発揮できるだろう。

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