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:タブレットPCフル活用(2005/02/17)

企画マンの僕にとって、仕事の善し悪しを決めるのは一にも二にも「アイデア出し」だ。そのため、発想に適した生活なり道具なりには、ひときわこだわっている。

30年におよぶ僕のアイデア出しの経験から言うと、思いついたアイデアを文字が短ければ短いほど、アイデアの量と質は高まる。たとえば、メモ帳をカバンの中に入れておくよりも、ポケットに入れておいたほうが素早く取り出せ、アイデアメモの量は多くなる、という具合だ。

ただ、問題は書き始めの早さだけではない。紙にペンでアイデアメモを取るとすると、最初の1文字をかきこむまでの時間は早いが、書き終えるまでに時間がかかることも多い。その点では、手書きよりもキーボード入力の方が勝っている。それに加えて、文章にラインマーカーを引いたり、同じ文章をコピー&ペーストするといった作業を考えると、画面に直接ペン入力できる「タブレットPC」に軍配が上がる。

アイデアをメモする際、ペンの動きに敏感に反応して文字なり絵なりが表示されると、それに刺激を受けて脳はさらに次々とアイデアを出し始める。その点では、紙とペンに勝るものはないのだが、そうやって一度書いたアイデアメモを再利用するとなると話が違ってくる。

「あのメモどこに置いたっけ?」とあれこれ紙のファイルの山をひっくり返すよりも、パソコンの「キーワード検索」機能で探し出す方が1万分の1の時間で済むからだ。
また、そうして探し出したアイデアメモを、いま考えているアイデアメモに付加しようと思うと、2枚の紙を切り貼りして糊付けしたりクリップで挟むといった作業が必要だ。その点でも、パソコンならコピー&ペーストの一発で処理が済む。

そんなわけで現在の僕は、日本HPのタブレットPCにマイクロソフトのデジタルノートアプリケーション「OneNote(ワンノート)」という組み合わせでアイデアメモをとっている。OneNoteの便利さについては次回以降詳しく説明するが、図に示したような機能を持つ、アイデアメモに最適なソフトだ。

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