# 028:アイデアを出せ!!アイデアを! (2005/02/16)
突然だが、この連載も今回で終了となる。そこで、ここ半年あまりの間に紹介したノウハウをまとめてみた(【 】は実践に役立つツール名)。
◆「オンリーワン」の時代には独自のビジネスや商品しか生き残れない。したがって、アイデアを出すことが仕事の中心になる 朝一番からアイデア出しの仕事を始めることだ。それによって、1日中アイデアが出せるようになる。さらに、寝る前にはアイデア絵日記を描く。それが翌日の「新しいことをやる気」につながる。【タブレットPC】ならキーボードやマウスが苦手な人でもペン操作でアイデア絵日記が描ける。
◆ 働きながら能力主義の時代に対応するにはeラーニングが効果的 eラーニング奈良、通勤時などでも能力に応じて学習できる。【ノートPCやPDA】に学習プログラムを入れて持ち歩けば、どこでも学習できる。
◆自社ホームページ(HP)は、もはや広告ではなく、それ自体がビジネスに不可欠なアイテムとなった LOGデータからHPの利用状況を分析し、経営分析や事業内容などの改善を行う。「サイトトラッカー」(http://www.sitetracker.jp/)や「futomi」(http://www.futomi.com/)などの【LOG解析ソフト】を利用する。
◆ HPのアクセス件数と固定客を伸ばすには「コンテンツ更新」が重要 ウェブログという掲示板形式の更新ツールを使えば、携帯電話からHPを更新できる。【ウェブログ・サービス】には「MovableType」「Typepad」「ココログ(Typepad日本語版)」(http://www.cocolog-nifty.com/)などがある。
◆ 自社HPを携帯向けにアレンジすると顧客の利用頻度が急増する。 すべての携帯電話会社に対応したサイトを作るのが鉄則。また、携帯向けに簡潔な文章を載せることを心がける。【携帯サイト構築用ソフト】の「DesignWire」(ユーリード、http://www.ulead.co.jp/dwi/runme.htm)なら、簡単操作で携帯向けサイトが作れる。
◆ 携帯電話が本格的な「情報機器」になる 携帯には、電話やメールだけでなく、パソコンやテレビ、手帳や書籍などの機能が内蔵されるようになる。auの「CDMA 1X WIN」やドコモの「FOMA 900i」などの【第3世代携帯電話】をビジネスに使うことで、パソコンに縛られないワークスタイルが実現する。
◆ 発想支援のためのデジタルツールを使うことで縦横無尽に仕事ができるようになる 最先端のデジタルツールを使えば、いままでのノウハウや業務資料の再利用や、強烈かつ明快なビジュアルプレゼンテーションができるようになる。マイクロソフトの「Visio」「OneNote」などの【「オフィス」ソフト】を使えば、独創的な企画書制作が可能となる。
●まとめ 僕の予想では、今年の夏あたりからさらにスゴイ技術が登場するはずだ。それに伴って、一般のビジネスマンも最先端の技術を使いこなすノウハウが不可欠となるだろう。そこで来週から始める新連載では、最先端ながらも使いやすい、とっておきの発想支援ツールを紹介していく。

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