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# 018:ケータイ片手にコンペで賞金稼ぎ(2003/09/18)

 片手で一攫千金も夢じゃない。携帯を使ったコンペで賞金、懸賞品を稼ぐ方法を教えよう。
 道具は携帯ひとつでOK、あなたが暇なときに片手で応募すれば運良きゃ当たる。

 それでは早速そのノウハウを伝授いたそう。読者の皆さんもポケットから携帯を取り出してこの成功マニュアルどおりに進めれば大富豪まちがいなし(かも)。
 まずはどんな懸賞があるのかキーワード検索で「懸賞」と入れてみよう。ここではAuのEZwebのキーワード検索を使って実験してみた。キーワードに「コンペ」と入れて検索してみたところゴルフサイトがヒットしてしまった。そこで「懸賞」と入れ替えると80件ヒットした。この時点でまず成功へのノウハウがある。

★片手で一攫千金(以後「片金」と呼びます)のためのレッスン1は“ヒットするキーワードを探せ“です。
 ホームページにある言葉は同じ意味でも言い回しが千差万別になっている。気を利かして万人が思いつきそうなキーワード登録をしておいてくれるなどと、きめ細かいサービスを用意していてくれるネットワーク知識のあるWEBマスターはまだまだ日本には乏しい。だからこそ、こちらからお目当てのサイトを検出するキーワードを探るノウハウが必要となる。これができなければ懸賞サイトを選ぶことも、その応募に必要な情報を入手することすらできないことになる。その反面、キーワード検索で目的の情報のありかを見つけられずに諦めてしまう人がいればいるほどこちらにとって有利となる。通常は懸賞で一発当ててやろう!とおもってもどこに懸賞サービスがあるのかわからないものなのだ。ましてめんどくさいからなかなか応募者は集まらないものなのだ。いくらインターネットが普及したご時世でも、思いついたら辞書代わりにキーワード検索をする人は十代を除いて皆無に等しい。僕の感では多くて十人に一人つまり一割程度しかいないのではないかと思う。さらにキーワードで必要な情報源をヒットさせるまでにはあれこれ試行錯誤しながら探らなければならない。そうなると「ええーぃ、めんどくさい、やめた」となりコンペティターはさらに消えていってくれる。さらにお目当てのサイト一覧まで行きつける割合は十人中の五人に縛られているはずだ。つまり当初懸賞ねらおうと思った人数の0.5%しかたどり着けない。
 つまり携帯で懸賞GET!は「鯉の滝登り」なのである。目指すは滝の向こうの懸賞品!ただの鯉で終わるか、昇り竜となるかのゲームなのである。

★片金成功のための極意、レッスン2は“携帯を使え”だ。
 懸賞といっても要はアイディア勝負だ。企業側にとって応募してもらう目的は商品のアイディアがほしい、画期的なサービスのヒントがほしい・・・などアイディア目的がおおむねの狙いとなっている。もちろん会員獲得とかマーケティングを目標とする場合も多々あるがそういった懸賞品は得てしてショボイ。われ等片金族としてはそんなセコイ商品は眼中になく、目指すは一攫千金なのだからして懸賞品、懸賞金にはこだわりがなければならない。しかるにアイディア勝負なのだが、さてこのアイディアを出すことに命を懸けるに当たって、働く身の上にいたっては日常でそれにかけられる時間はおそらく五分程度しかない。では五分で一攫千金をどうやって実行するか?これはもう決まってます、ご存知、通勤時間を使うのがもっとも効率的なのだ。

 まず駅のホームで電車待ち時間に「エーと今日の片金テーマは?」と片金問題を携帯で読み取ります。あとは電車の中で考える。電車の中とはつまり思考空間であります。座禅の空間なのであります。座れれば只管打座、立ちなら只管打立なのであります。その瞑想の時間を片金問題のアイディア出しに使うのがポイントとなります。意外とやってみれば到着するまでの時間が制限されているのでアイディア出しのテンションが上がりグッドアイディアが出る確率が高い。なんですと?疲れるからそんなのできない、とおっしゃる?「!渇!渇!」片金目標は片手で一攫千金ですぞ、この程度の根性がなくして夢の実現はないのであります、性根を入れ替えなされ。つらいと思ったら“この苦労の先には一生楽して暮らせる棚ボタ金が舞い込んでくる”と念頭に置いて自分を叱咤激励するのであります。

★さよう片金レッスン3は“電車で発想する”であります。
 そうしてインスピーレーションを得たあなたは電車を降りるときには毎朝のようにホクホク顔。あとは応募懸賞先にアイディアを送ればいいのですが簡単なものなら会社に向かう信号待ちか昼休み、あるいは帰りの電車待ちのホームで携帯から送信してしまえば、あとは野となれ山となれ!待てば海路の日和有りとなる。
 応募に長い文章が必要なら、パソコンのキーボードで入力してから直接送信、あるいは応募のとき携帯からコメント入れたほうが有利になる場合もあるので、そのテキスト内容を携帯メールに一旦送信してから、コピーペーストしてあらためて応募先に送信という裏業を使います。
最近のモバイル応募条件には写真つきもOK、とありカメラつき携帯をお持ちの方は、アイディア資料になるような写真を日常から気をつけておいて、見つけた瞬間に早撃ちマックすれば賞金獲得はさらに近くなる。携帯をポケットから抜き、カメラをセットしてシャッター、練習すれば5秒、片金族としては3.8秒にまで腕を上げてもらいたいところだ。
さて肝心の懸賞サービス内容だが以下のように総計80のリストが表示された。
 懸賞情報(14)、チケット・試写会(18)、旅行宿泊券(4)、クイズ・その他(38)、クイズ(6)とヒットした。
懸賞品の例としてはパソコン/家電、玩具/ゲーム、インテリア/雑貨、ファッション、食品、本/DVDとあり、たとえばDVDだと「千と千尋の神隠し」「ピノキオスペシャル エディション」「アニマトリクス」「ガンダムエースバックナンバーパック」「パチスロ必勝DVD」がもらえる。
中には「競馬シュミレーション参加無料で最大1000万円当たる」というたぶん会員をたくさん集めて広告宣伝活用するといったネットでの広告代理店システムで運営しているサービスもあった。
ここから先は皆さんの携帯から検出していただいて、お好きな項目を掘り下げて閲覧してみるといいだろう。

もうひとつi-modeを使った懸賞サービスの検索結果をご紹介しよう。
1.imodeでは検索しなくともすでに懸賞コーナーが用意されていた

2.300円会員&90円会員向けには1懸賞情報2公募情報3フタリデ懸賞(ペアで応募)とある

3.無料サービスだと
1)無料懸賞MyID:一度応募すれば次からの応募が楽
2)懸賞GET`S:毎月500件以上の懸賞を掲載中!ジャンルで検索できる
3)公募懸賞ガイド:豪華懸賞、賞金など当たるとあり、実例としてアロハシャツ、使い捨て児童英語学習ソフト、電動歯ブラシ、ベトナム製米焼酎などがもらえるようだ
4)懸賞クロスワードハウス:クロスワードパズルを解くと懸賞に応募できる

4.他にはフォト短歌:短歌とイメージ写真、夕日選手権:夕焼け写真募集、あぁ野球バカ、琴線律、創作応援占い・・・と趣向を凝らした募集が続く

ではどのように検証結果を発表しているのかというと、クイズ付き懸賞の当選者発表として「最近3日間の新着」には約30応募品目の表示がある。たとえば「ビール券3000円分」を開いてみると10人の氏名(県別)が表示してあるのだがここまで公開しているところを見ると、当たり前だがいかさまはなしのようだ。

 (2003.7掲載)

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