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久保田達也のどうしてこうなった:記事一覧
「中国ビジネスをどうすりゃいいんだ?」を考えてみる
この不況の中,見えない明日に向けて「どうすりゃいいんだ?」とだれもが悩んでいるのではないだろうか。それを考える第一弾として経済上なくては ならない存在となった中国とどう向き合えばいいのかを考えてみた。 しかし,私にとっては中国とはいったいどういう国なのか雲をつかむような感じで,中国そのものを脳裏に描けないのだ。たとえば物を売ったり,買っ たりしてみようとすると,誰が相手で,どんな生活をしていて,どんな価値観を持ち,何を求めているのか? といった商いの基本であるお客の顔が見えないの だ。分かっていることといえば人口13億人の国で近くて遠い国だというくらいなものなのだ。 13億と言ってもピンとこないので,日本が13個ある国と考えてみたり,ヨーロッパの人口(約5億8000万人)とアメリカの人口(約3億 7000万人)を合体したより多い,と想像してみたりしたのだがやっぱりピンとこない。とにかく想像を超えた巨大国家だということはなんとなく分かるだけだ。 そこでまず,中国とは何? これから何をしようとしている? 日本企業はどうしている? を知ろうと,中国に詳しい東洋証券の熊谷征男会長に,中国の現状と胡錦濤国家主席が率いる国家ビジョンをわかりやすく解説していただいた。その内容の中核をなす言葉として「中」という漢字で表してみた。それは
(1)中間層の消費活性化 ――という「三つの中」である(後ろの二つに関しては,「内」を「中」と捉えた)。中国ニュースを「3中」でよみとくと,中国が何を目指してそうしている のか,どう向き合っていけばいいのかが分かるようになってきた。 ◆全文はこちらからご覧いただけます(日経BP Tech-ONサイトへ) 連載タイトル/掲載紙 : 日経BP Tech-On連載 / 久保田達也のどうしてこうなった Googleと日本の落差に唖然とした
前回までの「やってみりゃわかる」シリーズで連載の途中に「電動スケボーのバッテリーに自然エネルギーを充電して移動させる」アイデアをテーマに書いた。その後、このアイデアをいくつかの日本メーカーに提案してみたが、目にもかけてくれなかった。「いやぁ、うちも不景気で締め付けがきつくなって、この件はこれ以上進めるのが難しくなりましてね」というメール返信ばかりなのだ。 しかしアメリカ在住のGoogle関係者はまるで違った。「面白いですね、うちもこれからスマートグリッドを進めてゆくので、このアイデアは一緒にやってみたいです」とやる気マンマンのメールを返信してくれた。 現在はGoogle社員に与えられている有名な20%ルールの一環として共同研究を始めようという段階で、当初からビジネスとして事業化を目指したもの ではさらさらない。みなさんもご存知の通り、Googleの発端は「すべての知識をだれでも学べるようにしたい」と願うことから始まって、いまでもその哲 学は変わらない。つまりキーワード検索で一発金儲けを狙って成功したわけではなく、すべてを無料化して一人勝ちしようと企んだわけでもない。新しい時代と は、こういう素朴な願望から始まるのだと思う。 今回も同じことが言える。石油に依存しない自然エネルギーを、我々の文明に効率よく使うにはどうしたらいいか?というスマートグリッドへの情熱に 始まり、「バッテリーに蓄電して持ち歩けば電気エネルギーを有効に活用できる」と考えていた者同士がたまたま出会った。話してみると「電動スケボーにすれ ば重いバッテリーを持ち運ばないで済むから楽だよね」と意気投合した。そこで「じゃあ“バッテリーで動き、バッテリーを運び、バッテリーでエネルギーを供 給する”仕組みから機材までを、オープンで研究してみよう」となっただけのことなのだ。 こういう仲間同士の盛り上がりには、当初から金儲けにつなげようという目先の考えはない。「電動スケボーで一攫千金」でもないし、「新型バッテ リーをヒット商品にして起業しよう」というのでもない。次世代のエネルギー社会を創造してみることに意義を感じる者同士の、創造活動でしかないのだ。電動 スケボーがどうのこうのというよりもバッテリーであればいいわけで、見た目も電池型・ボックス型など何でもよく、たまたま大容量バッテリーが5kgにもな るから、スケボーにして移動できるようすれば楽だろうということなのだ。 ついでにその電動スケボーに(1)荷物を載せられるようにしよう、(2)iPhoneやGooglePhoneとマッシュアップしてカーナビ機能 を使えば道案内をさせられるし、自動操縦で目的地まで引率させる事もできると、前回の連載で書いた内容を伝えたところ「面白い!クールな発想だねー、ぜひ 一緒に研究を進めようよ」となっただけである。 今のところ具体的な研究活動としては、社内のワークショップでのブレストや、スターバックスでのコーヒーブレイクの話題、ブレーン同士での
Facebook、twitterを使ったコラボなど。オープンに議論され、建設的な意見構築が始まっている。もし事業化するのであれば、コラボするうち
にだれかが独自アイデアを考え出し、ブレーンや技術者たちの協力を得てプロトタイプを作り出す。しばらく仲間うちで使い込みながら改良に改良を加え、「こ
れでよし!」となってから、あちこちスポンサーを探してはプレゼンしまくる。それが市場に受け入れられれば、第二のGoogleの誕生だ。全行程にすれば
約2年間はかかる道のりになるだろう。 ◆全文はこちらからご覧いただけます(日経BP Tech-ONサイトへ) 連載タイトル/掲載紙 : 日経BP Tech-On連載 / 久保田達也のどうしてこうなった |
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