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映像コミュニケーションの落とし穴
くぼたつのIT成功講座, 夕刊フジ
 キーボードを使わなくてもインターネットでコミュニケーションがとれるようになる。NetMeetingといって、簡単なカメラ(7,800円程度)を購入してからパソコンに接続して、MicrosoftのサイトからNetMeetingのツールを無料でダウンロードすればインターネットを介してテレビ 電話ができるようになる。当然キーボードでパチパチ打ってメールを送信なんてめんどくさいことをしなくとも、カメラに向かって話せばそれで用件は相手に伝 わるのだ。だからキーボードはいらないことにある。先輩方におかれては「ほう、やっとそういう便利な技術がお目見えしたのか、これでひと安心、わずらわし いことに悩まされることはなくなる。よかったよかった・・・」と思うだろうが、どっこいこれには落とし穴がある。

 試しにご家庭の押入れに転がっているビデオカメラのバッテリーを充電してから、録画モードにして立ち上げ、ご自身そのカメラのレンズの前に立って、何かをしゃべってみるとわかる。

 しゃべれないのである。

 口をへの字にまげて、立ち尽くすのが関の山だ。僕の場合なんぞは仁王立ちになったまま右の眉毛を上げて、左の眉毛を下げる。その反対を試みる。 その繰り返し。やがて飽きると、定番のあっかんべーをして、シェーをする。それでも5分もたない。困るので「うーやーたー」をする(注:1960年代に流行った、少年ジェットの決め技、腰に手をあて、もう片方の手を前に出してから、山で山彦を呼ぶようなポーズで“うーやーたー”と下腹に力を入れて叫ぶ、と悪漢ブラックデビルはひるんで逃げる)。

 それでも2分もたないので今度は最後の手段、カラオケで鍛えた「LOVEマシーン(モーニング娘。)」のさわりをうろ覚えでやっちゃう・・・。
 このへんで録画停止で巻き戻して再生してみる。もちろんたった一人でやってるからこそ、こんな恥ずかしいことをやってのけている。再生したビデオを1分も見ないうちに、即巻き戻して録画にして録画ファイルは未来永劫、永久不変に抹殺することになる。

 つまり人間は、特に社会人だと思い込んでいるおじさんとかはカメラを向けられると何もできなくなるのである。金太郎飴教育を受け、会社ではなにもしないのがエリートと叩き込まれてきた筋金入りは、カメラを向けられた時点でただのはにかみ屋さんにしかすぎなくなるのだ。

 ということはNetmeetingというテレビ電話なる世界が到来した暁には、中堅ビジネスマンはおろか若者だろうとなんだろうと日本の教育を受けてきた連中はすべてただのはにかみ屋さんになるだけの話なのだ。

 すると今度は「いやー、なんかこうキーボード打てなくてねぇ」とインターネットスキルのせいにできなくなるわけだ。これまたもっとマズイことになるという新たなる多難の幕あけとなるわけだ。きっと新聞は「自己を持たない日本人ここにきて、インターネットの軍門にくだる」とか「自分の考えを出せな いビジネスマン、ますますリストラの嵐」とか書き立てるんだろう。

 「おじさんパワーをなめんじゃねえーぞ!かくなる上は芸を磨くしかない」とカラオケ通いにせっせせっせ足を運ぶか、「俺の決め手文句はコレというように、今のうちから名言格言集をひろってかっこいい台詞とポーズを練習しておく必要がありそうだ。

連載タイトル/掲載紙くぼたつのIT成功講座 / 夕刊フジ
くぼたつバイク熱再燃!
くぼたつのIT成功講座, 夕刊フジ
 好きこそものの上手なれ! がインターネットの達人への道なのだ。

 一度は乗らなくなったバイクにまたまた乗りたくて仕方がなくなっ た。北海道の原生林を最近2回にわたり1000kmオフロードツーリングしたためだ。その反面おかげでインターネットの便利さを再確認することになった。 まず僕のオフロードバイク師匠である北海道在住の恒川氏の存在である。彼はラリーライダーであり、プログラマーであり、医者である。北海道の林道は都会近 辺のバイクツーリングと違い、排気ガス公害の引け目を感じないで走ることができる。それでころかキタキツネやら鹿やらがダートコースにいて「おまえ俺たち の領域に何しに来たんだ?」といった具合に珍しがられたりする。クマも出るらしいが・・・。

 その反面一度迷ったらヤバイ。道路と言うよ りも獣道というか、かつて道路工事していたらしい草ぼうぼうの道らしきものの山奥ででなにかあると遭難になる。道が川になっていたり崖崩れで行き止まり だってある。そんな自然の中を行くには二輪出なければいけない世界を走ってみて感動し“これだなバイクの醍醐味は!”と目覚めた次第だ。

  師匠からはライディングテクの基本をコースに出ながら教わった。装備も教わった。事故ッたら後がないだけに機材選択は見てくれより実践的なものだ。中でも デジタル系機材としては『ポケナビ』という携帯GPSが現在地と進行目的地の確認に必要不可欠となる。一方それと共に携帯性、衝撃性、耐水性の面から持ち 運びできるカーナビよりも紙の地図であり「やっぱ紙には勝てないんだよな」とプログラマーでもある師匠は言う。

 ブーツは絶対必要というのでインターネットショッピングすっかと、キーワード検索すること二晩。いろいろ商品知識はついたが結局、HPにあるメーカーに電話をかけたあげく上野のバイクショップに買いに行くことにした。靴は足に合わせてみないと買えないからである。

  しかしインターネットのメリットもある。それはどの分野においてもその分野のことならとにかく全面的に頼りになるポータルサイトがあることである。今回は 「バイク乗りのためのリンク集」がそれである。バイク熱を本格的に一ランク上位の楽しみまで向上させてくれるサイトであるが、実は人との出会いなのだ。そ の中でも面白かったのは双璧という表示である。人は競争があって実力を伸ばしていく。

RIDERBOOK.COM
森茂さんの作ったリンク集。説明がわかりやすく、チェックもえらく早いです。

Motor Cycle Yellow Page
中川竜二郎さんによる、バイク関係のリンク集です。こちらはジャンルごとに、たくさんの人のページが紹介されています。上の「Nippon Rider Book」と並ぶ双璧。

ということになる。バイクなんでも教えてあげる人が身近にいること、情報なるものがどれほど嬉しかったことか、みなさんに感謝です。

連載タイトル/掲載紙くぼたつのIT成功講座 / 夕刊フジ
これぞブロードバンド時代のインターネット最前線?
くぼたつのIT成功講座, 夕刊フジ
 講演会中に間違えてお色気サイトのRealVideoのストリーミングムービーを開いてしまった。いつかはやるだろうと恐れていたことをついにやってし まった。某大手コンピュータメーカーのセミナー講演中でのことだ。2時間ほど話してこちらも乗ってきたところの出来事だった。

 パソコン画面は大スクリーンプロジェクターにでかでかと映し出されている。音声はマイクをスピーカーに目いっぱい近づけてあって、マイクに指が触るガサガサする音が耳障りなほど大音量になっていた。僕はいつも持参のパソコンを持ち込み、その中にあるファイルをデスクトップに再生しながらスピーチをするのをモットーとしている。Realvideoを再生してみせる段になって、うろ覚えのファイル名を探し当てたのだが、何百とある最新ファイルを半ば当てずっぽに開く。大道芸人みたいなもので“いちかばちか“の生本番を演じるのも僕の講演スタイルだ。だから時としてアクシデントが起きる。今回はよせば いいのに「あれ?これなんのファイルだっけ?」と例によって気にもせずにENTERをポンと押してしまった。

 まずはモニター画面いっぱいに映し出されたのだが、0.5秒もしないうちになにやら怪しげな女の子の部屋がムービー画面いっぱいに現れると同時 に、突然!「あ!あああぁ〜ん、あんあああ〜」と講演会場いっぱいにAV嬢白熱の演技が響き渡った。反射的にdeleteを押すが、ストリーミング音声は 少しづつデータを呼び込みながら再生するためすぐには止まらない。もだえの声はなおも高らかに、しかもますますアクションは激しさを増しつつエキサイトし てゆく。

 講演スピーチだからマイクは僕の口もとにある。にもかかわらず「まずいまずい、まじやばい」と口ずさみながらくぼたつピーンチ!の場面はビジネス講演の様相を根底からエロ映画館に切り替えられた。
 会場の受講生40名は、始めなにが起きたかわからない状態だったが、僕が狼狽する姿とマズイと口走ったその危機感になにか異変が起きている状況 に気づき、みんな面を上げた。そこには大スクリーンに大胆であらわになったAV嬢がくねくねアハアハを演じている。寝ていた親父は飛び起きる。ひたすらメモっている女性たちは目を大きく見開いてフリーズしている。講演会の担当者は手に持っている資料の束を落とす。やがて15名ほどの男性軍はよだれしながら 前のめりに浮き足出つ。スローモーションのように事が過ぎてゆく。僕の右手はひたすらDeleteボタンを押しつづけている・・・。

 やがてストリーミングは停止し、会場に虚を突いた異様な空気と静けさが漂うことしばし。

 「ちがうんだ、ちがうんだ・・・」とりあえず出た言葉だった。「なんかのまちがいなんでシュウゥ。決してこれは会場へのサービスではなくてですね。あ、女性の方々みなさん、ぼくはこんな男だと思わないでください。これは陰謀だ、新種のウィルスだ・・・」
 その後会場は盛り上がり、異様な熱気とともに4時間に及ぶ講演は終了した。やっと冷静さを取り戻した僕の目に映った受講生40名は全員すべて慢心の笑顔であった。
 セミナーアンケート結果は講師・内容ともオール5であったことは、僕の人生と講師人生に多大な影響を与えることとなったのは言うまでもない。

 当日の講演テーマは「2000年ブロードバンド時代のインターネット最前線」だった。

連載タイトル/掲載紙くぼたつのIT成功講座 / 夕刊フジ
「○○の議題の是非をお願いします」「異議なし!」
くぼたつのIT成功講座, 夕刊フジ
 (財)インターネット協会の評議委員に2001年8月27日付けで正式に就任した。会議席上32名のうちでネクタイをしていなかったのは僕だけだった。

 実はその日は富士山頂登山の帰りそのまま駆けつけたので正装を忘れたのである。懇親会で「インターネットの集会でこれほどネクタイが揃うとはこれまでになかったことだ。従来型ネットワーカーの定番カジュアル姿はめずらしい時代になった。インターネットは社会に定着した」と述べられ、いささか恥ずかしかった。議事進行は「○○の議題の是非をお願いします」「異議なし!」が繰り返される。国際的にも知名度の高いインターネットの立役者と呼ばれているそうそうたるメンバーがずらりと並び厳粛なうちに世界に通用する日本のインターネット基盤構築が本格始動した印象を受けた。

 総務大臣、経済産業大臣からスピーチがあり「つい先日まで大量のビラを配り、選挙カーに乗り大声をあげていたが、インターネットで選挙をやる時代がそろそろ来たようだ」と述べた。中国大使とフランス大使も来場していたことからして国際的な位置付けとしての発足を実感した。パーティーでの歓談では 会場の雰囲気は米国ITバブル崩壊もあって出席者全員の意識はきりりとしまっていて「次期IT経済体制はどうあるべきか、NG(ニュージェネレーション) になにを残すべきか」と大きく明日のネットワーク社会を見据える話題に終始していた。完全失業者5%を越えるきびしい時代にあって国際的で学術的な財団が発足したことを目のあたりにして心強さを感じだ。これから逆境経済を向えるわが国にあって、やはり実力のあるリーダー達が国と組みながら根底から土台作りを始めることがなによりも日本経済の再建になるのだ、と実感した。

 そんな中にあって我ながら“こりゃ本気にならないとマズイぞ”と内心襟を正した次第だ。四方八方袋小路の時代にあって、それでもなおかつインターネット技術は突破口を切り開く予感がしてならない。

インターネット協会

連載タイトル/掲載紙くぼたつのIT成功講座 / 夕刊フジ
ポルシェ、マウンテンバイク、RIO800
くぼたつのIT成功講座, 夕刊フジ
 明日の朝に愛車のポルシェを売る。家族と両親と近所の不評に負けたのである。たしかに根性なしだ。対外的には地球環境によくない車はやめにしたと言おうと思っている。

  家族には「狭い、暑い、うるさい車」と言われ、近所からフロントガラスに「この車は煙だらけでくさい、うるさい」と張り紙された。先月両親がやってきて、 100万円の札束をポンッ!と渡し「7人乗りの車に乗り換えて、あたしたちをドライブに連れて行け」とやられた・・・。しかたがない、ここは折れてやろうじゃないの、車は2台いらないからワゴンタイプに買い換えてやることにした。

 そこで考えた。こうなったらこっちも好き勝手やってやろうじゃないの! といろいろ買い揃えることにした。都内はウォーキングとマウンテンバイクで移動を楽しんでやる。バーバリーのウォーキングシュー ズ+NewBalanceのジョギングシューズ+PAPASの麻のスーツ一着+patagoniaのパンツとシャツを買い込んだ。明日の午後はハイブリッ ド(ロードもオフロードもこなせるタイプ)のマウンテンバイクを買ってやるのだ。

 で! 決めは、ヨドバシカメラでMP3ウォークマンの最近人気の「Rio800」を買った。
  決して同種の商品に比べ小さいサイズでないが、握りやすく操作しやすい。欧米人にとっては適度な大きさで操作性を重視した商品のほうが好まれるらしい。も ともとMP3再生機はフラッシュメモリでデータ管理するので音とびが無い。CDやMDよりも軽くて小さいサイズなのでポケットに入るため、音楽聴きながら ウォーキングするにはごきげんに最適なツールなのだ。メモリが128MBもあるので2時間程度の音楽が入れておけるため飽きがこない。パソコンに接続し て、CDの曲をMP3に変換したデータでも、オンライン楽曲販売サイトからMP3音楽をダウンロードした音楽データでも取り込むことができるため自分の好きな音楽コレクションを作ることも簡単だ。容量の増強が必要になってもメモリーを64MB増強バックアップできるのも意外と助かるようになっている。車もカーステレオアダプターを使えば聞く事ができるし、USBが付いているので他のパソコンのデータを取り入れることができるので、ムービーやアーカイブデータなどを他人と交換したり、あげたりもらったりすることもできるという副産物もある(注:同様の製品の中にはできるものもありますが、RIO800はこういう使い方はできません)。

 とまあ、ささやかな反撃というか、男くぼたつは形は変えたとはいえ、わが道を行くのだ。

連載タイトル/掲載紙くぼたつのIT成功講座 / 夕刊フジ
ユビキタスとは“手ぶらリスト”のことである
くぼたつのIT成功講座, 夕刊フジ
 ユビキタスとはくぼたつ流に言うと“手ぶらリスト”のことを指している。要するにパソコンを持ち歩くことなく携帯電話やホテル、キオスクなどにある情報 端末を利用してオンラインを活用する身の回りの環境が整うことだ。それにブロードバンドという高速専用回線がつながっていることも重要だ。つまり次期携帯 電話でインターネット映像を見ることもできる。また双方向のテレビ電話にも使えるということを意味している。

 野村総研のNews Release(2001年3月8日のデータ)を見ると以下のようにユビキタス環境が有望市場として急成長しているのがわかる。

1. 映画を週に6本以上鑑賞する映像ヘビーユーザーの66.2%がブロードバンドネットワークを利用したいと考えている(うち13.5%は既に利用)
2. メールの送受信端末の中で携帯電話の利用が40.1%と定着し、既にノートパソコン(29.8%)を上回っている。
3. ユビキタスな情報環境は、個人が持ち歩く携帯端末を中心とした展開となるのか、社会インフラとしていたるところに設置された情報端末(キオスクなど)が求められるのかについては、おおよそ7:3の割合で前者(個人携帯端末)が支持された。

  このように携帯を中核として国内のユビキタス市場は2005年には1兆円を超えるといわれる。したがって通話機能・メール利用・ウェブサイトの閲覧・情報 サービス利用・個人スケジュール管理・入力思考支援・検索機能・双方向性(通信・データベースアクセス)などのすべての情報産業が映像化する日は年内の次 期携帯電話の発売にともない具体化する可能性が高くなってきた。

参考資料:
■ 野村総合研究所 News Release 
http://www.nri.co.jp/news/2001/010308.html

連載タイトル/掲載紙くぼたつのIT成功講座 / 夕刊フジ
潜在力は高い! 急速に進む国内企業のIT化
くぼたつのIT成功講座, 夕刊フジ
 さすがに日本企業は優秀だ。先日の講演で驚いたことがある。自前のオンラインアンケートである「企業ホームページチェックシート」を受講生に回答しても らったところ36問中20問以上答えられた企業が50社中12社あったことだ。12ヶ月前の同じ質問内容のアンケートでは15問以上答えられた企業はゼロだったのだ。たった一年間で企業のホームページ内容が世界レベルにまで追いつこうとしていることを意味している。

 質問内容が企業ホームページを通して社内のIT環境を土台から築き上げているかの多岐に及ぶ質問項目になっているため、10問以上正解できるというのは、その会社が企業内のIT環境の浸透が急ピッチで構築されたことを立証している。これほど短期間に、これほどのスピードで日本企業の3分の1がIT化を構築している事実に驚きを隠せない。

 日本人の個人的学習能力が優秀というよりも、組織的基盤の再構築というより高度な変革が瞬時にできる国民だということだ。野球やサッカーでいうと優秀なチームであればあるほど、監督の鶴の一声で全選手の一致した作戦行動の変更がなされることに似ている。

 平均点も去年は36問中3点だったの比べて、平均10点と大幅に向上している。偏差値も大方の企業が10点未満の一桁数値だったのに対して、10点未満は20社、10点台は20社、20点台は12社と総合的にグレードアップがなされている現状が浮き彫りにされたアンケート結果となった。

 特に企業ホームページで向上した項目はパンフレット内容をそのままコンテンツにした広告宣伝サイトでしかなかった去年に対して、電子メールでの問い合わせを盛り込んだ顧客との対話形式、つまり会社で言うと受付業務機能が付加されて社員と客のふれあいが始まったこと、さらに顧客データの整理された データ-管理が徹底され始めたことが本質的なIT機能を社内に根付かせている事実を確認できる。

 読者の方々も一度、わがオンラインアンケートに答えてみて、自社ホームページがどこまでのレベルに達しているのかをチェックしてみてはいかがだろう?

※チェックシートの公開は終了しました。

連載タイトル/掲載紙くぼたつのIT成功講座 / 夕刊フジ
巨大なネット井戸端会議をチェック!
くぼたつのIT成功講座, 夕刊フジ
 2ちゃんねるがおもしろい! とにかく面白い! スカッとする。笑いっぱなしだ。騙されたと思って一度入ってみるといい。ここはありとあらゆるジャンルが集まった巨大な掲示板サイトだ。

 掲示板の特性は誰もが書き込む巨大な井戸端会議と言える。井戸端会議だから面白ネタには事欠かない。昔の井戸端会議と違うのは想像を絶する大勢の人間がしゃべりまくることだ。うそもあるだろうがうわさの真相、暴露話もわんさかある。読んでいくとおもわず「ほんとはおまえは関係者だろ?マジほんとのことかい?この書き込みは・・・」とか、「へぇ〜そうだったのかぁ〜」などウソかホントか知らないがとにかく“さもありなん・・・”という情報の宝庫になっ ている。

 しかも笑える。

 2ちゃんねるを知ってる人間がもらす言葉は「うそかホントかわからないが、うそならうそでよくまあこれだけホントらしくうそがつけるものだ。もしこれがホントだとすると、えらいこっちゃだが、意外とホントかも・・・。実はおれもそうじゃないかと思っていた云々」内容はうっかり危なくて、この紙面では書けない。あまりに面白ネタが多すぎて、世の中がおかしくなっちゃう。ここはひとつお楽しみ、読者ご自身が見てもらうしかないのだ。

 我々はマスコミ社会の到来と共にどこか作られた感のある社会に飽き飽きしている。ホントのことは身近な人どうしの立ち話の中にあるものだ。サイト管理者に記事にしていいかとメールで確認を入れたところこんな返事をいただいた。

> 返事が遅れてしまってすいません。
> にしむらです。
> 2chをご紹介頂けるとのことで、
> ありがとございます。
> 永遠の19歳って書いてますが、
> 24歳です。。。永遠の19歳ってのはネタで書いてるものでして、、、

 と、平易な会話文が帰ってきた。
 西村さんの人柄がうかがわれて嬉しかった。
 ただでさえ、このような巨大なサイトを管理するのは大変なのにあっけらかんとしたいい人だなとさえ思った。

 いくつか僕的に2ちゃんねるを紹介しよう。
 就職欄を覗いてみると<この会社はいいよ!スペシャル>とか○○会社ってどうよ? うわさの○○社長のほんとのところはどうなの? とか側近情報問い合わせがあるかとおもうと○○病院ってどうよ? に対して経営者の親族がうまくいってなくて・・・のうちわ話までのレスが載ってたりする。はたまた体格補正下着の実体なんつー女性からの暴露話も男にとっては参考になる。性転換の裏事情は見逃せないネタだ。 

 学問理工科系では天文・気象コーナーなんぞを拝読すると「宇宙セックスしたいぞ!!」とか「月を地球にぶつけたいのですが」とか気持ちを雄大にしてくれる提案もある。

 悩み多き人には学問・文系。哲学に「悟りを得た人、何か書いてみて」とかのしゃれの効いた質問を読むのもおもしろい。買う買わないとお悩みの方はたとえば乾燥機付き洗濯機について知りたければ、家電品コーナーにて、買おうと思っている人の情報と買った人の情報が満載している。どこがいいのかどの メーカーがどう特徴があり、どの店はいくらにしているかといった巷の情報が飛び交っている。

 ジャンルも以下のように多岐だ、下ネタだけではなく科学政治文化・・・とあり、くぼたつ的にはむしろおざなりの学校教育で勉強が嫌いになってしまった連中がもう一度勉強してみたくなる内容だと感心してしまうほどだ。

<特別企画、案内、馴れ合い、社会、会社・職業、裏社会、文化、学問・理系、学問・文系、家電製品、政治経済、食文化、生活、ネタ雑談、カテゴリ 雑談、趣味、スポーツ、旅行・外出、テレビ等、ギャンブル、ゲーム、漫画・小説等、音楽、心と身体、PC等、ネット関係、まちBBS、大人の時間>

2ちゃんねる

連載タイトル/掲載紙くぼたつのIT成功講座 / 夕刊フジ
アナログへの回帰〜匠の万年筆
くぼたつのIT成功講座, 夕刊フジ
 アナログが見直され始めている。
 だが決してデジタルやITが駄目だ、というのではない。デジタルに偏りすぎたから少し頭と心のバランスを取り戻そう、といいたいのだ。言い方を変えれば、ビジネスマン諸君!デジタル&アナログのバイリンガル人間になろうではないか、という提案なのだ。

 先日、新宿スクエア-ビルにある高島屋デパートの文具売り場で万年筆を買った。前から欲しかったのでショーウィンドウを覗き込むように見入って いると、店員さんが「どうぞ、お試しを・・・」というから落書きをしてみた。“いい感じ〜”なんである。指に伝わるペン先の弾力、紙に引かれるインクのにおい、指になじむペン軸のころがる感触・・・何ヶ月ぶりで心に染みる新茶を飲んだ思いがしてたまらなかった。

 で、財布を開いた。なんとなく「僕はパソコン使う人なんですよ」と恥ずかしそうに言ってみた。なぜかいまさらだけどアナログがいい、という感を含めて自己満足の境地を表現してみたわけだ。ところが

 「そうですかぁ、そういうお客様が最近多くなりました。今日はお客様で10人目です」

 と来た。
 “そうだったのかぁ、そうだよなぁ、同業者としてわかるなぁ、飽きたんだよなぁ・・・デジタル”

 「昨日おいでになったお客様は“ヤッホー”とかいう大会社のエンジン技師(?)の方で、大変ご熱心にご自分の筆圧の検査などをして、万年筆界の匠の神様に手作りの万年筆をご注文になりまして、18万円もキャッシュでポンッと」

 悔しい〜メッチャ悔しい〜むらむらと嫉妬の念がわいた。
 パソコン人間に文房具のアナログ代表である万年筆で先を越されるのがとにかく悔しかった。きっとデジタル人間の先端はアナログに返り咲いているのが最先端で、自分はその最先端なのだと快感を持ちたかったのに、出し抜かれたからだ。大人気ないとは思うがしかたがない。こうなったら今に見ていろ、 もっとスゴイ巨匠にお願いして、書き味世界最高! 匠の最高傑作! 僕だけの万年筆! そんで匠がいちゃったらもう国宝! 国宝万年筆を使うスーパーネッ トワーカー、なんちゃってからに。

 話を戻そう。

 インターネット技術を一通りマスターした人間であることを条件にアナログの使いよさを再度確認する愛好家やクラブがこれから流行るのではないだ ろうか。携帯も持たず、PDAもパソコンも持たず、一冊の本を持ち、涼しげな服をきて颯爽と歩くビジネスマンに引かれる時代がくるのではないだろうか?

 かく言う僕も今年の雨季はそんなライフスタイルで過ごしてみたい。

連載タイトル/掲載紙くぼたつのIT成功講座 / 夕刊フジ
D503iゲットだぜ!
くぼたつのIT成功講座, 夕刊フジ
 D503を買った。ご存知i-mode携帯の最新バージョンを我がポケットに入れたのである。
 なぜDかってぇ?。そりゃあATOK Pocketといって漢字変換ソフトがデフォルトで入っているんですね。これ親指おじさんには必需品で、「お」をちっちゃなキーボードで打つのに何回も押 さなけりゃいけないなんて、メンドクサイったらこのうえない。ATOKだと最終で変換した漢字を記憶していてくれるし、文章を打ってから、前後の内容から漢字変換してくれるのでかなり楽になる。携帯メールを日常のビジネスツールに使う人間にとってはホントありがたい話なのだ。

 スーパードッチーモ(i-modeが使える携帯とピッチの複合端末)もいいかなぁ?!と悩んだのだが、Docomoの店員さんが
「お客様はこれまでに何をお使いになってらっしゃいましたか?」
「僕はD502だよ」
「では引き続きD503になさいまし」と言う。
「なんで?」と聞いたら
「はい、Dは操作が少し複雑なのですが、お客様みなさま使い勝手がいいとおっしゃいまして、同じDになさいます、ハイ」
 と言う。
「むむ、こいつ業者の回し者か?」
 と脳裏を掠めた。もしそうだとすると手の込んだ売り込み合戦が始まったもんだ、と感心してしまった。
 が、しかし仰せのとおり新機種にして操作方法を一から覚えるなんてめんどくさい。「しからばDで」と敵の図中にはまることになった。
「お色はシルバー、ブルー、レッドとありますがいかがしましょう?」
 なんとなく言うなりがいやで
赤だ、赤くれ!」と言い放ったが「はい、お客様」とあっさりと言われた。

 まぁ、売っちまえば何色だろうと知ったこっちゃない。
 カウンターにつくと「お客様のアドレスその他の内容を移し変えますか?」「ああ、頼む」。パソコンに一度個人データを入力して新機種にコピーしてくれるサービスだ。それはいいのだがこれまでの携帯は受け取るという。
「なぬ?そんじゃあぼくの個人メルアドが見られちゃうじゃないの?」とせっせせっせと待合室で200にも上るメルアドリストを削除してから渡した。

 待つ間に他の客への対応を聞いていると、
「お客様はこれまで何を・・・」
「P・・・」
「それならやはりPを・・・」とやっていた。

連載タイトル/掲載紙くぼたつのIT成功講座 / 夕刊フジ
テレビとインターネットの密接な関係
くぼたつのIT成功講座, 夕刊フジ
 テレビ番組とインターネットショッピングは密接に関連している。2001年6月24日のフジテレビ系列「あるある大辞典」はアミノ酸の特集だった。アミノ酸は体脂肪を燃焼しながらエネルギーに変える効果がある。僕流に言うと「体内の脂身を燃やして運動するために疲労も少なく、同時に悪玉コレステロールで もある体脂肪を除去できる」夢のような効果があるありがたいモノなのだ。このことを科学的にわかりやすくこの番組は放映した。

 翌日会社に行ってみると若い連中が大騒ぎをしている。いったいなにをそんなに騒いでいるのかと思ったら、わが社がコンサルティングしている会社のホームページのLOGデータに異常が起きていた。LOGデータというのはホームページのその時その時のアクセス件数がわかる記録のことだ。その記録デー タが6月24日の夜に突然に通常の数倍から数十倍のアクセス件数の伸び率を記録していたのである。

 そう、そのとおり「あるある大辞典」のアミノ酸番組が始めるや否や、「ダイエットアミノ酸」というダイエット商品をオンライン販売している (株)ホシケミカルズのホームページアクセス件数が跳ね上がっていたのである。時間帯からいってもこれ以外には考えられない。この番組には「ダイエットアミノ酸」の広告も商品紹介もしてはいない。ということは番組が始まると同時に大勢の視聴者が、キーワード検索で「アミノ酸」の関連サイトを探し出し、そのコンテンツを閲覧していることになる。番組終了後もアクセス件数はさらに伸び続けた。翌日の昼間にはアクセス数がピークに達している。つまり会社に行って からインターネットにて検索して、ホシケミカルズのホームページを閲覧していることを意味している。

 売上もアクセス件数に比例して伸びた。オンラインでオーダーができるようになっているからだ。おかげで翌日の売上にともない社員はその対応に上へ下へのおお騒ぎとなった。

 テレビを見ながら、知りたいことはキーワード検索している消費者がかなりいるということにはさすがにたまげた。帰宅後にインターネットをテレビと同じように生活に取り込んでいる人などはいないと決めてかかっていたからだ。うかつだった。一般のインターネットユーザー市場はちゃくちゃくとライフス タイルとして定着していたのだ。

 小生もおもしろそうだからテレビ東京の株式ニュースを見ながら、知りたい銘柄の会社情報をキーワード検索しながら番組を見てみたら、かなりおもしろい。テレビで解説しているのを鵜呑みにすることではなく、背景も別の視点も関連情報も知りながら、なにが起きているかを立体的に理解できるようになっ たからだ。

 こんなおもしろいインターネット検索の使い方があったのだ、と今さらのように感心した。

連載タイトル/掲載紙くぼたつのIT成功講座 / 夕刊フジ
DVDはいと楽しきものなり
くぼたつのIT成功講座, 夕刊フジ
 外付けDVD-ROMドライブを買った。パソコンでDVD映画を見たいからだ。あの綺麗さといったら一度見たらやめられない鮮明さなのだ。一年程前に偶然社員が持っていた「マトリックス」のDVD映像を見てからはまった。

 初めはMacのApple DVD Playerで再生したのが始まりで、15インチの液晶モニタ、Apple Studio Displayに映し出されたムービーは滑らかでスマートでコンパクトな映画館感覚に写ったのを覚えている。なんとか家で観たいと頭をひねっていたら社員が「社長、お宅にあるプレステ2で再生できますよ」と教えてくれた。「そうだ、その手があったんだ、むははは」と喜び勇んで帰宅し、さっそく映画鑑賞と なった。“やはり綺麗だぁ”従来のVHS再生の映像とは比べ物にならない。DVDを観てしまうともうレンタルビデオ屋行っても、見たい新作はまずDVDバージョンから探す習慣がついた。しかもまだDVDは家庭にそれほど普及していないらしく、激戦の人気映画も比較的手に入りやすいのだ。ペタンコだからあのボテっとしたVHSカセットとはデキが違う(なんちゃって)。

 小生、元来から光ものには弱い性格であるからしてなおさら好感をもてるのだ。DVDの映画はただ映像再生だけでなく、日本語との切り替え、監督の特別インタビュー、メイキングストーリーまでついているので、2倍楽しむことができる。

 ところでなぜDVD外付けディスクを買ったかというと・・・。僕のパソコンの容量は20GBある。電池の持ち時間もバッテリーの予備も買い揃えてある。よく新幹線出張があるが、車中は暇だ。となるとやることはひとつ! DVDによるパソコンでの映画上映だ。大阪までなら往復で4本の映画が楽しめ る計算だ。

 完璧な余暇利用作戦である。これをねらってDVDドライブを購入した。しめしめと思っているところに,通りすがりのどなたかがやってきて「新作映画をMPEGに落としたのですが観ますか?」とシャアシャアと言ってくれちゃった。

 見ると900MBある。だから外付けハードディスクにダウンロードして持ってきてくれた。ちゅうことは何もDVDドライブなくてもコンパクトで 20GBあるHDドライブに入れときゃ、これでも済むってことだったのである。うむむむ・・・。でもどうやってあやつはMPEGデータを持っているのか や・・・???
 「それは聞かないでください。ちゃんと自分でDVDディスクを購入してパソコンに移し変えただけですから」とのこと。フっ。

連載タイトル/掲載紙くぼたつのIT成功講座 / 夕刊フジ
ブロードバンド時代の映像配信サービス+α
くぼたつのIT成功講座, 夕刊フジ
 前回の記事でレンタルビデオ屋ではDVDを真っ先に借りるようになった、と書いた。
 その反応がメールで送られてきたので、ブロードバンド時代のビジネスモデルについて少しビジネス企画でもしてみようと思う。

  ブロードバンドとは専用高速回線が各家庭に配備されることで、ネットワーカーにとっては自分のパソコンがインターネットに常時接続してあり、映像コンテン ツがクリックを2、3回行えば見たい映像がストリーミング(映像コンテンツを受信しながら再生すること)で画面上に再生される。早い話がテレビをつけるようにインターネットTVが見れるのがブロードバンド環境だ。とすると何が起きるのか?たとえばレンタルビデオマーケットが変わる可能性が出てきたわけだ。  

 レンタルビデオ屋に行くのはいいが問題なのが2点ある。

1.見たい映画はほとんど見尽くした。借りたいビデオ、特に新作は早い者勝ちで手に入らない場合が多く、行っただけのくたびれ損になることが多い
2. ビデオ屋さんに行くのが面倒で、いくら帰宅途中にあるといっても疲れているので家に早く帰りたいのでそのまま素通りだ。まして借りたとしても返却が借りるときよりも面倒で、ビデオカセットを1本ならまだしも2本3本となると荷物にもなる。ぼくもよくあるのだが気づくと延滞料金となるのがオチ

  だとすればインターネットTVの形式で映画をオンデマンド配信サービスはできないものか? とひらめくのは当然だろう。がしかし映画一本が1GBにもなるので、サーバ管理に高額の資金投入が必要となり、家庭普及したといってもADSL(1.6Mbps)ではこれから加入者急増も予想すると不安定でうまく映像が再生されない危険がある。むしろ光ファイバー(100Mbps)の大容量を契約するぐらいは必然となりそうだ。パソコンもCPUのクロック周波数がなんだかんだで600MHzはないとスムーズな映像を満足できないはずだ。ハードディスクも取り込んでおいて再生しようというのなら空き容量が20GBは必須だ。など考えていくと日本市場はまだまだなのではないだろうか? と考えた。

 しからば映像媒体はDVDにする手がある。DVDオンラ イン販売サイトを立ち上げて、DVD映画ストックの検索から新規映画の閲覧サービスなどをホームページにアップしてオンラインで購入後、3、4日で郵送する仕組みをビジネスにすればうまく行くかもしれない。もちろんDVDレンタルサイトからクレジットカード購入できることでわざわざレンタルビデオ屋に足を運ぶ手間は省ける。DVDコンテンツを違法コピーすることは基本的にはできないことになっている。レンタル(300〜400円)ではなく購入になるが2,000円前後なら、あの画像の鮮明さでチャプター(章)から見たいシーンを一発再生でき、日本語やメイキングなどのプラスサービスが理解されれば、買取でも妥当な値段ではある。またオンラインサインアップ会員登録で割引サービスからメールマガジン発行して新作映画の予告や購買予約受付などの告知とサービス特権を発行してゆけばネットによるマーケット拡大は確実にある。

 つまりDVD販売ショップサイトはありなのではなかろうか?!
 これから先、ブロードバンド対応回線が全国の家庭に普及されればDVDでなくとも同じクォリティーで配信可能になるとは思うが、まだ1〜2年はDVD販売 でいけるのではないだろうか。またwarner brosを見るとやはり既存の映画館収益とのバッティング問題が立ちはだかっているらしく、おいそれとはいかないようだ。

 そんなことを企んでいたら、同じような考え方でもっと進んだビジネスが立ち上がっていた。“CafeDVD”である。「Rent to Buy」という考え方だそうだ。これはユーザー側が希望するDVD映画がないと24時間以内取り寄せてレンタルしてくれ、もし顧客がその映画を購入したい 場合には、返却するのではなく、そのまま割引価格(販売定価の25%割引価格から更にレンタル料6ドル分を差し引いた額)で「購入」することができるとある。

(DVDレンタル料金は1本につき通常、3ドル/1週間、最初から買う可能性がある場合は“Rent to Buy”オプションを指定して6ドル/1週間のレンタル料金)

参考例1:CafeDVD

参考例2:NETFLIX
(1998年設立、ユーザー数は30万人以上。毎月19.95ドル会員契約料でDVDレンタルができる)

連載タイトル/掲載紙くぼたつのIT成功講座 / 夕刊フジ
儲かるケータイ向けサービスとは?
くぼたつのIT成功講座, 夕刊フジ
 2001年4月末時点での携帯電話の国内普及台数は6,203万台(日本人口の半数)となった。
 ここから先の市場はインターネット対応携帯電話が何に役立つのか?が勝敗の分け目になる。僕自身D503iを持ってから3ヶ月経ってみると、使うことといったら携帯メールとたまに電話に過ぎない。

 携帯(モバイル)コンテンツの主なジャンルは、
 ◎ニュース/天気/情報◎モバイルバンキング◎証券投信◎旅行/交通/地図◎ショッピング/生活、チケット予約、書籍・CD購入、就職、アルバ イト、アパート賃貸情報◎グルメ/レシピ飲食店情報◎着信メロ/画像◎ゲーム/占い◎エンターテインメント、スポーツ、音楽、映画、懸賞、テレビ、雑誌、 芸能等の各種情報提供

 となっている。
 がしかし使った覚えも無ければ、使おうと思ったことも無い。これには理由が2つある。
 1つは必要が無い。1つはサービス内容を知らない。このどちらかだ。

 現在、公式サイトは約1600、勝手サイトは2万サイト(無料サービス)で収益に結びついているのは「出会い系サイト」だそうだ。女性会員(無料)男性会員(月額会費、もしくは男女が成立した場合の仲介料としてクレジットカード決済)で人気サイトはトラブルがつきものではあるにしろ月商、億単位 もあるそうだ。

 ここらで一攫千金、imodeサービスに乗り出すことをしてみてはどうだろう?!技術的にはJAVAを使うがそれはプログラマーに任せればよく、肝心なWHATサービス?を考えればいいのだ。
 コツを述べるとありきたりの思い付きではなく実感するサービスポイントを狙うということだ。
 役立つとか便利になるとかといった切り口でなく、たとえば休日の暇つぶしサービスは? 仕事が楽になるサービスは? デートで相手が喜ぶサービスは? といった具合に自分に置き換えてありがたみを探るのだ。

 一応既存のサービスをいくつかここにあげておくので参考にサービス成金を狙ってもらいたい、激励!
<レストラン検索>imasuguDinner
<クーポン割引>クーポンランド
<出前サービス>でまえや.com
<駐車場検索>J-PARK-SEARCH

*さらなるサービス業成功の極意は“サービス料一回につき1円で毎日使うサービス

連載タイトル/掲載紙くぼたつのIT成功講座 / 夕刊フジ
小泉メルマガにコンテンツの姿を見た
くぼたつのIT成功講座, 夕刊フジ
 小泉メルマガを購読して1ヶ月が過ぎた。会員数は200万人を軽く突破している。僕は今では熱烈な愛読者になっている。前回のメルマガではこんな調子の小泉メッセージだった。「こんにちは小泉です・・・サミットに来たんだけど、やっぱ首相って孤独なんだよね。まいったな。でもね他国のボスもみんな孤独なんだよね・・・がんばらなくちゃ・・・」

  なんといいやつだと思うのである。小泉さんがどんな業績を残す人になるのかは知らないが、気取らないいいやつなことはたしかだ。処世術はたけていようが、 政治的な駆け引きがうまかろうがそんな政治家には飽き飽きしてきた。テレビで新聞でどんなうまいことを言おうとも、どこか胡散臭い。しかしメールマガジン というのは一種の手紙である。こんな僕に一国の首相が手紙を出して「俺って孤独なんだよね」なんて胸のうちを打ち明けられたりすると応援したくなるのが人情だ。

 これをコンテンツという。コンテンツとはかくあるべきなのではあるまいか。人の目線まで降りて話をするようにメッセージを伝える ことはコミュニケーションの基本である。昔東京ディズニーランドのコンセプトを聞いてなぜTDLが成功したかわかったような気がしたことがある。
 「迷子を見つけたら、まず少し離れたところに座って目線を合わせてから声をかけるように、とスタッフには教えているんです。そうすると親を見失って怯えている子供たちは安心して心を開いて名前を教えてくれるんですよ。」
  という教育を思い出した。小泉さんが実際にテキスト原稿を書いているのか、秘書が書いているのか、コピーライターがインタビューしながら書いているのかは 知らないし、第一そんなことはどうでもいい。首相官邸のホームページで発行されていて、小泉さんは責任を持ってそれを承認しているのだから小泉さんのメッ セージには変わりないのである。最近のインターネット技術は目覚しく発展をとげ、いまやその内容の時代にはいっている。その内容とは誰を対象にしていよう と杓子定規な文面では誰も協賛してくれないものだ。「自分の言葉で誠意を持って相手に話すように手紙を書きなさい。そうすれば相手には伝わるものですよ」 と小学生時代に教わったことがそのまま最先端技術の普及した世界で再度その重要性が問われ始めた。

首相官邸ホームページ
小泉メルマガ


連載タイトル/掲載紙くぼたつのIT成功講座 / 夕刊フジ
ネットCMを作ろう!
くぼたつのIT成功講座, 夕刊フジ
 世間がやたらと“ネットCM”を話題にするようになってきた。
 小生もたいへんネットCM制作が好きである。面白くてたまらないのである。CMというよりもショートショートの映画制作といったほうが言えている。ネットCMというのはインターネット上でコマーシャル映像を上映することだ。

テレビコマーシャルと違う点は、

1)自分だけで作りたいコマーシャルの企画から構成を全部できる
2)自分だけで撮影から編集などのコマーシャル制作を全部できる
3)自分だけでホームページにアップすることで世界に公開できる。

 つまり自分で作りたいようにコマーシャルを作って公開できるのが“ネットCM”だ。ADSLが格安で普及する今年の暮れには家庭でネットCMを見る生活環境があたりまえになる日は近い。ご多分にもれずスキルは勉強しなければできないが、絵コンテの書き方と撮影の仕方、ノンリニア編集とエンコー ディング(映像の圧縮技術)とWEBサーバーへのアップの仕方さえ覚えてしまえばなんとかなってしまう。若い世代に一通りの説明を言葉でしてから実際に制作アップをさせてみれば翌日からはなんとかネットCMを作れるようになるものだ。

 ネットCMというコマーシャルそのものがショートショート映像と違う点は、売りたい商品を売りたい人へ向けて映像を見てもらうことで、その人が買いたくなるようにすることだ。どの商品を誰に売りたいのか?がわからないとコマーシャルは作れない。そのためにはビジネス知識と経験が必要になる。その 商品特性から他社製品との差別化ポイント、メイン固定客のライフスタイルからトレンド動向など顧客にジャストミートしたコマーシャルを制作するには奥が深い。

 作ってみればわかるが、インターネットの映像制作の技術を覚えるのは簡単だが、そういった自分の価値観だけで美しい映像を作るのではなく、他人でありお客であるその人が感動するように映像を創る工夫が大切なのだ。

連載タイトル/掲載紙くぼたつのIT成功講座 / 夕刊フジ
ドメイン失効? 年明け早々、多難だ。
くぼたつのIT成功講座, 夕刊フジ
 ホームページkubotatu.comをkubotatu.netに変更した。年明け早々、多難だ。
 わがホームグラウンドであるkubotatu.comが開かないのである。読者の皆様に忠告、くれぐれもインターネット関連の契約管理は10年経っても確実に見つけ出せる場所に保管しておくことだ。
「あれ?どこにあったんだっけ?ううううう〜ん、ま、いっかぁ・・・」とならぬよう肝に銘じておくことだ。

  ことの経緯はこうだ。WEBサーバを引っ越した。アップしていたプロバイダーをブロードバンド対応の大容量でなおかつ、ワークステーションを安価で自由が利くLINUXレンタルサーバーに移行しようと考えたのだ。しかしココに落とし穴があった。ドメイン変更が完了する前に移行したために依然使っていた kubotatu.comドメインのありかの変更届が後手に周った。ところが変更にてこずっている内に契約が切れてkubotatu.comは消滅してし まった。kubotatu.netに変更した知らせはすでにメールで友人に知らせるしか手はなくなった。万事休す、それまでご愛用いただいた方々とのタイ トロープは切られた状態になったというわけだ。なぜそうなったかというと、当時ドメインに登録していた登録者メールアドレスがもう使っていない古いアドレ スのままだった。当然管理側としてはいくらメールを送ってもなしのつぶて、登録者不在となる。古いメールアドレスはすでに無いので情報が遮断されたままに なる。こうなるといくら、「メルアド変えたから・・・」と言っても外部者として扱われるため、ドメインを変更することも消すこともできなくなっていたの だ。オーマイゴッド!!

 そこで「しゃらくせ〜、この際だKUBOTATU.NETで最初からやり直しだ!ウリャ」と開き直るしかなく なったのだ。そうこうしているうちに年始から一週間もたってみて驚いた。僕宛メールに「kubotatu.com落ちてますよーどうしちゃった?」メール が大量に押し寄せたのだ。
「へぇ〜、こんなに僕のホームページ見ていてくれた人がいたんだぁ」と改めて感動する。通常LOGデータ(ホームページのアクセスデータ解析)を観ても誰が観に来てくれているのかはわからないものだから、なんかホームページの更新していても、一人芝居をしている感があったが、こうして直接メールでメッセージしてもらうとこんなに視聴者を実感するものかと、改めてメールを受け取ると感動したりする。人間こんなことで気をよくすると、俄然やる気になるもので、久々にホームページリニューアルなんぞをやってしまった年明けだった。

連載タイトル/掲載紙くぼたつのIT成功講座 / 夕刊フジ